異国迷路のクロワーゼ 第二回 感想
07-14,2011
「チーズ」
いただきます。
パリでの朝ご飯。その場面で、湯音ちゃんが働き者なのも、日本と違って簡素で少し落ち込むのも、でもフランス式、つまり彼らの輪で暮らし始めたのも、その中で日本式を見せたり、文化の違いを交えて描いているのは面白く、チーズやコーヒーで無理しちゃって、愛らしい。
前回に続き、文化……その関わりが、変化を、馴染んでいくのを予感させるのが、気持ちいい。悩むことも多いのだろうけれど、それも含め、イヤなものではない。
広い舞台ですが、特に主役となるのは、クロードと湯音。文化のお話である一方、彼と彼女のお話。文化でありつつも、まぎれもなく彼と彼女の、個人のお話でもあって。素敵だと思うのは。極小の、その人たちが忘れられないこと。
クロードと湯音の巴里デエト! かわいいお散歩。グラン・マガザン。頑固で若い職人クロードと、ギャルリの抱える、作品の縦糸となりそうな要素の紹介。縦横、どちらも自然で。期待と思わせられる塩梅。
パリの胃袋、マルシェ。色々いっても、こうやって世界を紹介するだけで魅力的ですね。旅行しているみたい。や、一緒に散歩かな。彼らの日常を歩く、新鮮なものに感じて歩く。作風をきちんと読みといて構築、上手く手がけられていますね。たくさんの知らないものにワクワクしている湯音ちゃん、素敵。さらっと、貧富の問題かな、張っておいて。前回にもいた?少年。美しければ、日常があれば、そういうのもある、ということなのでしょうか。
晩ご飯のスープがとても美味しそう! さらに朝も晩も、屋内の暖色味がほっこりします。ちょっと暗いくらいが醸し出す。食事となると、また、文化の違いの画が表現され、第二回、持ち味を活かす。
美味しくない顔は隠せても、美味しい顔は隠せない、なんだか、いいなぁ。焼きたてのパン、美味しい。カフェオレ、美味しい。でも、チーズは。クロードは、彼女は我慢していると、頑固だと、もっと気を抜いていいと。湯音ちゃんは、自分も一緒に、したい、一緒に、なりたいから。二人が美味しいと思う料理を作りたいから。何も、イヤイヤ意固地になっているのではない。それが望み。そんな湯音を、それでも、焦らなくていいんだと、彼は彼でありながら、受けとめてくれる。個がありながら、共にあろうとしあえる。これぞ交流。そして、いつかの家族。またいえば、文化というのを、ここでも、きちんと、キャラに、ストーリーに落とし込んで、素敵なものを形作っている。
Cパートの梅干し、可愛かったですw サブタイなどでのフランス語もなんかグッとくるよ! 第二回もとても満足でした。このままおしまいまで、愛すべき作品であるといいなぁ。
いただきます。
パリでの朝ご飯。その場面で、湯音ちゃんが働き者なのも、日本と違って簡素で少し落ち込むのも、でもフランス式、つまり彼らの輪で暮らし始めたのも、その中で日本式を見せたり、文化の違いを交えて描いているのは面白く、チーズやコーヒーで無理しちゃって、愛らしい。
前回に続き、文化……その関わりが、変化を、馴染んでいくのを予感させるのが、気持ちいい。悩むことも多いのだろうけれど、それも含め、イヤなものではない。
広い舞台ですが、特に主役となるのは、クロードと湯音。文化のお話である一方、彼と彼女のお話。文化でありつつも、まぎれもなく彼と彼女の、個人のお話でもあって。素敵だと思うのは。極小の、その人たちが忘れられないこと。
クロードと湯音の巴里デエト! かわいいお散歩。グラン・マガザン。頑固で若い職人クロードと、ギャルリの抱える、作品の縦糸となりそうな要素の紹介。縦横、どちらも自然で。期待と思わせられる塩梅。
パリの胃袋、マルシェ。色々いっても、こうやって世界を紹介するだけで魅力的ですね。旅行しているみたい。や、一緒に散歩かな。彼らの日常を歩く、新鮮なものに感じて歩く。作風をきちんと読みといて構築、上手く手がけられていますね。たくさんの知らないものにワクワクしている湯音ちゃん、素敵。さらっと、貧富の問題かな、張っておいて。前回にもいた?少年。美しければ、日常があれば、そういうのもある、ということなのでしょうか。
晩ご飯のスープがとても美味しそう! さらに朝も晩も、屋内の暖色味がほっこりします。ちょっと暗いくらいが醸し出す。食事となると、また、文化の違いの画が表現され、第二回、持ち味を活かす。
美味しくない顔は隠せても、美味しい顔は隠せない、なんだか、いいなぁ。焼きたてのパン、美味しい。カフェオレ、美味しい。でも、チーズは。クロードは、彼女は我慢していると、頑固だと、もっと気を抜いていいと。湯音ちゃんは、自分も一緒に、したい、一緒に、なりたいから。二人が美味しいと思う料理を作りたいから。何も、イヤイヤ意固地になっているのではない。それが望み。そんな湯音を、それでも、焦らなくていいんだと、彼は彼でありながら、受けとめてくれる。個がありながら、共にあろうとしあえる。これぞ交流。そして、いつかの家族。またいえば、文化というのを、ここでも、きちんと、キャラに、ストーリーに落とし込んで、素敵なものを形作っている。
Cパートの梅干し、可愛かったですw サブタイなどでのフランス語もなんかグッとくるよ! 第二回もとても満足でした。このままおしまいまで、愛すべき作品であるといいなぁ。
COMMENT
COMMENT FORM
TRACK BACK
湯音は可愛いね。そして とても日本人です・・・良くも悪くも(^^;
初めてのチーズやコーヒーに苦戦しても。
美味しいですとムリする湯音ちゃんw
チーズは食べられずに部屋にお持ち帰り…。
▼ 異国...
第2話 「チーズ」
いろんな表情を見せるようになった湯音が可愛い。
フランスパンにコーヒーにチーズとパリの朝食ってシンプル。
チーズの洗礼。まず臭いにやられた湯音。乳製品を食べなかった頃...
食。
今週は態度やマナーだけではなく食文化の違いが描かれました。
そりゃそうだ、
今と違って情報が全く伝わってないと思いますから
元から食べてるものなんか全然違う訳で、それを克服するっていうのが今回のテーマだったりするんですが。
ちなみに原作だと8...
冒頭のフランス語は全く解りませんが、大好きです。w
パンおいしいねん。
というわけで、
「異国迷路のクロワーゼ」2話
いただきますの巻。
食文化の違いから生まれるコミュニケーション。
合わないなら無理しなくていいよという気遣い。
頑張って合...
湯音は朝食で初めてチーズやコーヒーを目にするのですが、苦戦しているようですね。
「美味しいです!」と言っていても無理はバレバレなのに、認めようとしない頑固さをみせます ...
爽やかでほっこりな優しいひととき。
今週もサトジュンさんワールド全開。
秋には「たまゆら」のTVシリーズも始まりますし、癒しタイムが年内続くのはうれしいですね(^-^)
ギャルリの朝ごはんはパンとコ...
探究心と向上心―
基本的に従順ですが。いっぽうで頑固なところがある湯音。外国へ来て戸惑うのは言葉や文化の違い、そしてそれ以上に食い物の違い。特に19世紀の日本とフランスでは相当違いがありそうですね。 仏教の影響もあり、当時の日本人で肉や乳製品を食べ慣れた人は殆ど居ないでし
異国迷路のクロワーゼ The Animation 第02話「チーズ」です。 『異
今回も湯音ちゃんに癒されました
あぁ。癒される。
『いろは』から『クロワーゼ』の流れは素晴らしいなぁ。
「いいんだよ。それこそ、焦らなくていいんだ」
朝から食事の用意を手伝おうとする湯音でしたが、
フランスのクロード邸の朝食は、フランスパンにチーズにコーヒーのみ。
手伝うことがなくてあわあわ;
おまけにどれも食べ慣れていないものばかりで、
明らかに無理...
【チーズ】
異国迷路のクロワーゼ The Animation 第1巻 [Blu-ray]出演:東山奈央メディアファクトリー(2011-09-21)販売元:Amazon.co.jpクチコミを見る
オスカーさん残念!!
タイトル「チーズ」
やはり背景が精密と言うか緻密です。その分、まだストーリーは緩慢な感じで主な登場人物は看板屋の主のクロードと、そこの楽隠居のオスカー、それに湯音の三人だけ。
今回は、湯音がフランスでの生活に馴染めるようにと戸惑いつつも巴里の生活を教え始めるクロードと湯音...
「私もおいしいと…思えるようになりたい」
―― 小さな体から放つ、大きな気持ち役に立ちたい気持ち。笑顔にさせたい気持ち。国を離れ、まだまだ何かと心細い湯音にとって、オスカーやクロードの存在とい...
↓消されてなければココで見れます!↓
VEOH B9
感想は、右下にある『MORE >>』から読んでください!