飛び道グブロ具

意気揚々！　葉月クルミ見参

大好きだー！！！

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第三の戦士、誰なんだ……転入生！　あの子！？　ああ、なんて様式美！　葉月クルミ。小学生だけれど、全教科満点で特別に聖チェリーヌに入学。「あんたのことツインエンジェルだなんて認めないから」　早々に遥に突っかかり……新聞部の新聞やよいちゃん、安定のスクープ楽しそうｗ　新聞ちゃんすごい好き。

クルミは葵ちゃんの遠い親戚。代々ツインエンジェルの手助けをするのが使命。ツインエンジェルに、憧れていたかもって少女。自信満々で……きっと色々努力をしてきたんじゃないかな。遥のことをへちょいからと認めていなくて。ブレない王道作風。なんでアーク溶接ｗ　後ろでまたカメラでノリノリ新聞ちゃん！

クルミ、葵ちゃんは大好き。きっと、クルミも真面目ないい子で。だからこそ。ただ嫌いなのではなくて。ふがいなく見えてしまうから、納得がいかなくて。そんな、遥への葛藤。諭すのは、いえ、素直に気持ちを説明するのは葵ちゃん。遥の勇気と笑顔。だから私たちは二人で一つ。支えられ、支え合う。妹ちゃんに向ける穏やかな笑顔は、その信頼をとても語っていて、また、妹ちゃんに知ってほしいと、彼女への姉としての想いも伝わってきて。いつものことですが、ベタです。しかし、丁寧です。素晴らしい。この時点で、クルミの心境の変化というのが、またベタに予想できて、ワクワクもすれば、微笑ましいのです。

一方、当の遥は。嫌われてるかも？と感じながらも、学院に慣れていないのではと心配する。いいなぁ。せっかく同じクラスになれたのだから、仲良くなりたいな。よっ、この主人公、赤色！　スク水で上半身だけ脱いで裸なのも花マルだ！　仲良くなるにはイベント。歓迎パーティをしよう、クルミちゃん！　行動し、伝えられるのが遥のいいところ。クルミも、キツい態度をとっていた相手からの気持ちを受けて、感じてしまうのです……揺れ動く。だってだって。狭間。

みんなでパーティ、いいですね。さつきちゃんや新聞ちゃんや娘ちゃん。サブキャラの取り揃えも、定番なのですが、やや、だからか、しっかり、気持ちがいい、気持ちがいい！　パーティを遠くから眺めて入る決心がつかないクルミを、会長が連れてきて。その一歩は手助け、だけれど手助けだけ。そこまで来ていたのは、イヤがって帰らなかったのは、間違いなくクルミ。

遥の作ったタマゴ焼き、おいしかった。知らなくて言っちゃって。でもそれが本音。変なセンスってツンしてみたけれど。おいしいのです。そして、苺のケーキ。遥が葵ちゃんから聞いて作った好物。あれ……なんで泣けてきたのだろう……うるっときたよ……。BGMも素敵。彼女の心境。認めたい。認められない。幼い少女に難しいもの。信じてきたもの。譲れないもの。だけど、今、胸にあるもの。

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自分が悪いと分かっている……でも、どう接していいか分からなくて。そっか、ずっと憧れていたんだ……ツインエンジェルのこと。葵ちゃんだけでなく、彼女のパートナーを務める、遥も。強くて、冷静沈着で、何も動じない。そう思っていた。遥はいい人、でもツインエンジェルとしては……彼女の守ってきた価値観がそこにはある。与えられたのは、会長の言葉。強さの定義は色々ある。彼もよく働いていますね。素敵だ。

って、よくぞ登場、空気を読むぜ、サロメ様！　しかも、入浴シーン！　いざ、ホワイトエンジェル！　変身で脱げて裸を恥ずかしがって隠すシーンとはｗ　たまらないなぁｗ　ちょ、サロメさま、んな火器どういうこと！？　いつもそんなイカつくないじゃん！　……とかいいつつ、よくよく考えたらエグいよね？って攻撃は、児童向けの定番でもあるのです。えーと、ミスティナイト様とアレキサンダーの対決はスルーしつつ。

ホワイトエンジェルのピンチに現れるは、ツインエンジェル！　サロメ様、三人なのにツインはおかしいっていっちゃメよ！　クルミの心情が、戦闘シーンで昇華される。お風呂で溺れたクルミ、助けに潜るは遥。その手を……掴む。しかし、サロメのメカが自爆ッ！？　セブン・アミュレットを守るのがツインエンジェルの役目。逃げないという。でも、あなたも大切、守らなきゃ。嬉しかったでしょう、だけれど、使命も守りたい、それもほんと。クルミは賢い子。分かっている子。でも、だから。迷ってしまうのでしょう。そんなクルミも、戦闘後に。伝えられた。小さな声で。ツンデレ風味でも。苺は好きと。気持ちを。まだもうちょっと素直になれない分は、眠っている遥にこっそりと、ありがとう。クルミ、かわいい！

敵の影、裏には大きな何か……そういった引きもベタでよい。ぽちっとな。サロメ様たちはそういう立ち位置ですよねｗ

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ここまでしっかりした作品ってそうそうないんじゃないかしら。たしかに新しくはないけれど。どーでもいいのよ。ちゃんとしているもの。大好き 『ツインエンジェル』！