花咲くいろは 第二回 感想

04-19,2011

復讐するは、まかないにあり

仕事のこと何も分かんないけど、悔しい
出来ない人な自分も、反発も、素直に抱いた気持ち
……これらはまとめて、モヤモヤ、か

仕事した気になっているだけだ
ダメ出しという形でアドバイスしている女将

言われなきゃ分からない、可哀そうでも罪でした
理不尽だろうとそこにあってやらなくてはいけない現実
しかし、単に慣れて染まるのではなく……ならば
緒花の成長は、緒花が与えるもの、にもなりえます
人との触れ合い、動いて、失敗して、それから……

今回で、その辺りの期待はさらに高まりました

緒花、女将、巴さん、みんち、他のみんなも……
キャラクターがとてもいい味を出していますね

緒花の教育と同時にきっと、菜子の教育でもあった
先輩が離れた間に、独断、やる気を出した結果
掃除、小説家の客、散らかった部屋、捨てられた紙くず
何も考えずに……否、普通に捨てようと考えた
細かいところに意識がいかなかったのは、知らないから
言えば気付いたかも、でもこれが今の緒花の行動
そしてちゃんと確認しない先輩、今の菜子の行動

忙しそう、手が空いていたからと、賄いを作った緒花
料理上手の緒花……ここでの主役はみんち、いいなぁ!
まず、緒花が一連でその一面で他と絡み、見せた後
みんちの立ち位置、緒花との関係、先輩宮岸との関係
的確に描かれた彼女の表情……ほんと、絶妙だ!
……大事な部分、ここまでからして、菜子も、みんちも
決して、緒花だけが"ダメダメ"なワケではなさそうで
だから面白い、多重な面を持ち、関わり、これからが!

女将を呼べ! 直木を獲れた筈を! 前回にもいた彼
てっきり、しっかりした一つの大人役かと思えば
案外、昔ながらのブンガクな青年……いや、これは……

菜子を庇う緒花、思うことがあればそれを以て反論
特に後者、緒花を、とても魅力的にしている部分かと
駄目なだけでは、良いだけでも、この子は伸びる子!

気さくというか、もしくは、デリカシーがないというか
板場のあんちゃん好きだー、緒花と微妙にいい雰囲気?

登場人物の多くが、完全には何かが幾つか足りていない
1か0、そんな単純な価値観では計れない、それがいい

……誰かに期待しても傷つくだけだ
緒花、幼い頃、授業参観……約束したのに、来ない母
まさかの母の返し、他人は信用するな、自らで刈り取れ
冗談めかしているけれど……そうなのか、どうなのか
だったら最初から期待しなければいい……
愛はありそうですが個性的な母、娘の人格形成の根っこ

……でも、どうしてもモヤモヤして
あの日の晩、母の嫌いなブロッコリーをたくさん出した
うろたえ、そして真顔の後、「ママきらい」を食べる母
一回の最初と最後、間にも色々詰めて、このまとめ!

みんちと菜子に、思ったことを吐き出しぶつける緒花
たまらない……苦しみみっともなくてもころんだら起きて!

前回から今回、自分が出来ないことをいっこ知り一歩
小説は緒花の官能モノ!? 次回へ続く何というオチw

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花咲くいろは 第2話 『復讐するは、まかないにあり』 感想

誰もが居場所を求めている。花咲くいろは 第2話 『復讐するは、まかないにあり』 のレビューです。
2011/04/19(火)20:50:58 | メルクマール

花咲くいろは 第02話「復讐するは、まかないにあり」

いろいろ、変わりそうだね!
2011/04/19(火)22:26:45 | 記憶のかけら*Next